エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

ミシガン大学エンダウメントの実物投資

ミシガン大学エンダウメントの運用資産は約1兆2000億円と、全米でトップ10に入る規模を持っています。

 

2016年度の年間パフォーマンスはマイナス1.4%と振るいませんでしたので、同エンダウメントは今年度に入り、資産配分の見直しを進めているようです。

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同エンダウメントの資産配分を見ると、伝統的資産である株式と債券の投資比率は合わせて36%、それ以外の6割強がほぼオルタナティブ投資となっています。投資方針としては、

(1)長期的な観点で株式への運用を重視。

(2)同様に、非流動資産に対する長期的運用を行い、株式以上のリターンを期待。

(3)外部運用会社を注意深く選択して、投資戦略を構築する。

 

といったものです。

 

こうした中で、同エンダウメントは天然資源分野での投資を増加させることにしました。投資対象はテキサス州ヒューストンの石油ガス関連投資ファンドで、約33億円を投資することを決定しました。

 

直近の天然資源へのアロケーションは8.3%と、2016年度末の7.1%から1.2%ポイント上昇しています。同エンダウメントが石油/ガスへの投資を増やす背景には、長期的な石油価格の反発期待があるのかもしれません。

 

例えば、原油価格(WTI)は2015年以降、1バレルあたり40-50ドルを前後しています。一時は20ドル台まで下がった原油価格も、足元では45ドル程度まで回復しています。中長期的には、需給関係が改善し原油価格が再び上昇に転じるとの予想があるのでしょう。

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大手エンダウメントが、天然資源のような非流動的資産でリターンを上げていくことはいかにも米国らしいですが、そうした投資を許容する環境があることにも目を向けなければなりません。

 

<参照記事>

http://www.crainsdetroit.com/article/20170613/NEWS01/170619959/university-of-michigan-endowment-to-boost-investments-in-energy

 

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