エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

オレゴン大学エンダウメントの2016年度パフォーマンスは+5.5%

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2017年は各地で運用報告会を行います。

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前回は全米大学実務者協会(NACUBO)の全米エンダウメントのパフォーマンスについてお話ししました。その中で、小規模のエンダウメントの中には、エンダウメント全体の平均パフォーマンスがマイナスであってもプラス・リターンとなったものもあると申し上げました。

 

本日は前回に引き続き、好リターンを上げた事例を見てみましょう。本日紹介するのはオレゴン大学(オレゴン州)のエンダウメントです。

 

同エンダウメントの運用資産は7.6億ドル(約870億円)とハーバード大学(約4兆円)やイェール大学(約3兆円)と比べてかなり小規模ではありますが、2016年度のリターンはプラス5.5%と大健闘しました。(全エンダウメントの平均リターンはマイナス1.9%)

 

なぜ、このエンダウメントがプラスリターンで終えことができたのでしょうか。その理由は資産配分にあります。

 

NACUBOのレポートによれば、運用資産が少ないエンダウメントほど安定資産である債券への配分が多いことが分かっています。2016年度(2015年7月~2016年6月)は株式がそれほどワークせず、比較的債券のパフォーマンスが良かったため、債券比率が高めであったオレゴン大学エンダウメントも好成績を上げたということになります。(下図は運用資産別のエンダウメントの各資産配分比率)

 

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(出典:NACUBO http://www.nacubo.org/Documents/EndowmentFiles/2016-NCSE-Press-Release.pdf

 

このようにエンダウメントの規模が小さいほど債券への配分が増え、オルタナティブ投資への配分が減るのは、おそらく小規模エンダウメントは奨学金や研究開発の支出の割合や絶対額が、大規模エンダウメントよりも大きいため、どうしても流動性に勝る有価証券の割合が大きいのだと考えられます。

 

エンダウメントといっても運用手法は様々ですが、長期分散投資で安定的なパフォーマンスを目指すところに違いはありません。

 

なお、ナイキ創業者でオレゴン大学卒業生であるフィル・ナイト氏は、今後10年間で総額5億ドル(約570億円)の寄付を行うと表明しています。

http://bit.ly/2kJ9f9w

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