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エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

テキサス工科大学エンダウメントのCIO・Tim Barrett氏が”エンダウメント革新賞”を受賞

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ハーバード大学でもないイェール大学でもない、中堅エンダウトのCIO・Tim Barrett氏が、Chief Investment Officer誌の「Chief Investment Officer」”エンダウメント革新賞”を受賞し、最優秀CIOに選出されました。

 

テキサス工科大学エンダウメントの純資産総額は約2300億円程度と、アイビーリーグと比べると見劣りはするのですが、その運用手法には革新的なものがあったことにより表彰されています。

http://www.depts.ttu.edu/irim/Reports/StateReports/SYSTEM/Investment/TTUSInvestmentMay2016.pdf

 

では、その手法とはどのようなものでしょう。

 

Barrett CIOによれば、同エンダウメントは他のエンダウメント同様にバランス型のポートフォリオを保有し、株式や債券に加え再保険、貿易ファイナンス、金鉱権などのオルタナティブ投資にも運用をしています。そう意味では、同エンダウメントのポートフォリオには特段、革新的なものではありません。

 

今回、革新的と考えられたのは、MCA方式と称される運用口座をエンダウメントに導入したことです。MCAはMaster Custody Accountの略で、その口座の中には運用会社が運用する2つの共同運用ファンドがあり、この他に運用報酬水準が低い単独で運用されるファンドもあります。

 

それぞれの共同ファンドは外部の運用会社が運用しますが、共同ファンドの運用報酬は年1%の信託報酬と20%の成功報酬のみです。エンダウメントは付加価値があると考える戦略を固定報酬で運用することができるとともに、各運用会社のベストな提案を受けられるとともに、運用コストを抑えることができます。

 

サブファンドベースで、この固定報酬率を超えるものは、超えた分をエンダウメントが受け取れるという契約にもなっています。

 

Barrett CIOによれば、エンダウメント自身が最終的な投資判断ができるなら、MCAを運用する意味はなく、外部運用会社に運用を任せる場合、さまざまな資産クラスを低コストで取捨選択できるMCAはベストの方法とのことです。

 

運用環境がめまぐるしく変わり、なかなか良好な運用パフォーマンスをあげられない中、コストを低減させ多様なオルタナティブ投資へのアクセスを図るテキサス工科大学エンダウメントの手法に注目が集まっています。

 

(参照:http://www.ai-cio.com/2016-industry-innovation-awards/?page=3

 

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