エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

ハーバード大学エンダウメント:後継CEOはこのように選ばれた

全米最大のエンダウメントはハーバード大学エンダウメントで、運用資産は約4兆円になります。実際にその資産を管理・運用しているのは、1974年に設立されたHarvard Management Company(HMC)という資産運用会社です。

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HMCのミッションは、次世代のための卓越した学業教育や研究を拡大していくために、ハーバード大学の資産を着実に残すこととされています。 

 

さて、最近ではリスク資金の出し手として、米国金融市場でも大きな存在となっていますが、そのトップであるHMCのCEOがこの9月末に新たに選任されています。

http://www.hmc.harvard.edu/docs/2016_Narv_Narvekar_Appointed_CEO_Of_HMC.pdf

 

最終的には、コロンビア大学エンダウメントのCEOだったNARV NARVEKAR氏がHMCを率いることになったのですが、最終候補者に残った二人のうち、もう一人のエンダウメントCEOであるAmy C. Falls女史がいたのはあまり知られていません。

 

エンダウメントがどういう経緯でトップを選ぶのか、またFalls女史の足跡など興味深い記述がありましたので紹介します。

 

Falls女史はロックフェラー大学エンダウメントのCEOで、同エンダウメントの運用資産は約2000億円です。ハーバード大学エンダウメントと比べると、運用資産規模は20分の1程度と、アイビーリーグの各大学エンダウメントと比較すると小体のエンダウメントです。

 

では、なぜ、それほど知られていないFalls女史がHMCのCEO候補にノミネートされたのでしょう。それは彼女が、運用者として確固たる実績を持っているからです。

 

Falls女史はハーバード大学出身ですが金融関連の学位を持たないまま、JPモルガンに入社。その後モルガン・スタンレーに入社し、徹底的にしごかれ、最終的にはManaging Directorにまで昇進します。

その後、複数のエンダウメントのCIOを経験し、現在ではロックフェラー大学エンダウメントのCEOとなっています。

 

残念ながら、Falls女史はHMCのCEOになれませんでしたが、米国が資産運用業において世界のリーダーとなっている理由のひとつには、こういう人材が幾層にも重なり、かつ運用成績で切磋琢磨してことがあるからだ思われます。 

 

 彼我の差はまだまだ大きいと言わざるを得ません。

 

(参照記事:http://www.allaboutalpha.com/blog/2016/12/05/amy-falls-meeting-harvards-plan-b/

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