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エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

米国富裕層個人投資家(HNWI)に、エンダウメント型投資のすすめ

このブログでも何回か取り上げているイェール大学やハーバード大学のエンダウメントによる運用戦略は、米国個人富裕層ポートフォリオ構築に生かされています。

 *個人富裕層投資家(=HNWI=High Net Worth Individuals)

 

むしろ彼らは、それらエンダウメントの運用成績を上回るようなパフォーマンスを上げしようとしています。ただし、「言うは易し行うは難し」で、実際ポートフォリオを組む際には、様々なハードルを乗り越えねばなりません。

 

まず、イェール大学エンダウメントのポートフォリオは、その約半分の投資対象は非流動的(illequid)な資産クラスです。すなわち、レバレッジド・バイアウト(Leveraged Buyout/LBO=買収対象企業の資産を担保として借り入れを行い、当該企業を買収する)、ベンチャー・キャピタル(VC=未公開株投資)、実物不動産、天然資源などです。

こうした資産は、換金性が低い代わりに長期的には高いリターンが見込まれるため、エンダウメントのような長期資金(時には半永久的な長期資金)の運用主体には好まれます。

      f:id:Endowment:20161207121433p:plain

 

こうした運用スタイルのおかげで、イェール大学エンダウメントは過去20年間の年平均リターンが12%を超え、同期間の公社債リターンを6%弱上回り、米国株リターン(S&P500)を8%弱も上回っているのです。

もっとも過去20年間で、最も高いパフォーマンスを上げているのは、LBOを対象としたU.S. Buyout Mid-Cap Indexにはなりますが。

 

さて富裕層とはいえ個人投資家がこういったエンダウメント投資戦略をお手本にするには、具体的にどうすべきでしょう。

 

エンダウメントのリターン、特に超過収益の源泉は非流動的資産から生まれると申し上げました。したがって、個人投資家といえどもLBOやVCに着目する必要があります。しかしながら、個人投資家がアクセス可能であったとしても、実際にはLBOやVCの選択眼がない限り、超過収益を得られる可能性は低いものとなります。

 

個人富裕層投資家(HNWI)がエンダウメントから学ぶべきは、まず第一に結果的に元本を毀損することなく分散投資を図ることです。第二には超過収益を上げることが可能なPEやファンド・オブ・ファンズへの投資の可能性を探ることか、もしくは流動性が確保されているリキッド・オルタナティブ(Liquid Alternative)に注目することです。

 

もし仮にあなたがフィナンシャル・アドバイザーであれば、こうしたアプローチを顧客に提供することで、より一層の差別化を図れるかもしれません。

 

参照:http://www.fa-mag.com/news/channeling-the-endowment-model-for-hnw-investors-30286.html

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