エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

なぜイェール大学のエンダウメントは注目されるのか? (The Money Management Gospel of Yale’s Endowment Guru - NYT より)

イェール大学のエンダウメントは、その投資配分の約8割をオルタナティブ投資で運用しています。

 

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ここでいうオルタナティブ投資とは、LBOレバレッジド・バイアウト)、ベンチャーキャピタル、天然資源、不動産、絶対リターン型ヘッジファンドになります。

オルタナティブ投資への配分は、全米エンダウメントの平均で6割程度ですから、イェール大学はその平均値を大きく上回ってオルタナティブ投資に資産配分を行っています。
 

では、なぜそんなに積極的にオルタナティブ投資に投資資産を配分できるのでしょうか。そこにはイェール大学エンダウメントの運用責任者である、デビッド・スエンセン氏とその右腕であるディーン・タカハシ氏の運用哲学によるところが大きいのです。

 
彼らの投資哲学をまとめると、このようになります。


(1)長期投資を前提とし、インフレ調整後のリスクリターンの極大化を図る。

 
(2)上場・非上場企業に運用するに際しては、外部の運用会社とパートナーシップを組んで運用する。

 
(3)イェール大学のポートフォリオ運用は、学術的アプローチと相場動向の判断を合わせて行われる。

 
(4)資産運用とはサイエンスの一領域であり、ノーベル経済学賞のトビン氏/マーコウィッツ氏に代表されるような考え方を重要視する。

 
(5)常に優位性のある資産クラスを正確に組み入れることは困難なので、イェール大学エンダウメントは現代ポートフォリオ理論に基づいて、ポートフォリオ収益率の平均期待値と分散をコントロールする運用手法を重視する。


このように、徹底した運用規律にもとづき長期的な運用を行うからこそ、毎年10%以上のリターンをコンスタントに上げていると考えられます。


最新のパフォーマンスについては、イェール大学エンダウメントの直近のレポートでご覧ください。
https://static1.squarespace.com/static/55db7b87e4b0dca22fba2438/t/578e41ffe58c629352d7560a/1468940803516/Yale_Endowment_15.pdf

 
(記事出典)http://www.nytimes.com/2016/11/06/business/the-money-management-gospel-of-yales-endowment-guru.html?_r=0

 

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