エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

高まる米国株とハイ・イールド債券の相関関係

米国市場では、ハイ・イールド債券に資金が戻ってきています。5月、6月は合計4千億円以上売り越しになっていたのですが、7月単月では逆に4千億円を超える買い越しとなっています。

http://www.etf.com/etfanalytics/etf-fund-flows-tool

 

単月の動きだけで判断するわけではないのですが、年初米国株市場はディフェンシブ銘柄が買われていたのですが、市場最高値をつけている現状、投資家はどんどんリスクを取るようになっています。

 

債券市場においては、世界的な低金利もありリスクを取って高利回りを求めに行くとなると、当然ながらハイ・イールド債券が投資対象となります。

 

通常債券は、株価が上昇すると債券価格は下落し(株式の方がより魅力的に見える)、株価が下落すると債券は買われる(債券の方がより安全資産に見える)、というのがセオリーです。

 

ところが、ハイ・イールド債券は投資適格債ではありませんので、米国国債のような安全資産というよりもリスク資産とみなされて、その価格の動きは株価に連動する傾向があります。

 

それが、より高まっているのが足元数ヵ月なのです。

 

米CNBCによれば、ハイ・イールド債券ETF(JUNK)とS&P500の相関が高まっており、2012年以来はじめて、その相関が90%を超えたということです。

http://www.cnbc.com/2016/07/18/junk-bond-etfs-are-sending-an-important-stock-market-signal.html

 

言い換えれば、株式市場もハイ・イールド債券市場もリスク・オンというわけです。

 

業種で見ると、7月は資金流入と流出がはっきりしています。流入超は金融と素材、流出は公益、エネルギー、ヘルスケアですね。

 

米国株式がしっかりしているのでハイ・イールド債券も買われる展開になると思いますが、一方で相関の高まりはハイ・イールド債券が株価に引っ張られやすいということもあります。

 

債券利回りが世界的に低くなっていますので、着実に利回りを得られる金融商品に注目が集まっています。

 

しかしそこは、上手くポートフォリオ全体をヘッジしておく手段を持っておかないと、思わぬ損失に晒されるということになります。

 

2008年9月のリーマンショックの記憶がなくならないうちに。

 

http://fm.cnbc.com/applications/cnbc.com/resources/files/2016/07/15/highYieldChart2-01_0.png

 

 

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