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エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

米国エンダウメント(大学基金)の実物資産投資:森林投資

エンダウメントが株式や債券といった伝統的資産だけではなく、土地、インフラ、未公開株式といった非流動的な資産に投資することは広く知られています。

 

トップ大学のエンダウメントのポートフォリオでは、それらオルタナティブ資産への投資割合は6割にもなることから、リターンの源泉が非伝統的な資産からももたらせれることが分かると思います。

 

さて、本日の事例は「森林投資」です。

http://www.newsobserver.com/news/local/education/article89316942.html

 

ノースカロライナ州立大学は、地元の材木会社と54000エーカー(218キロ平米=15km×15km)の土地に対し、50年に亘る森林リース契約を結びました。

 

もともと同大学が保有していた森林を約80億円で材木会社にリースすることで、毎年約3億円の運用益が得られるものです。

 

材木会社は、毎年この森林から材木を産出して売却することで利益を得、大学側はリース料を運用することで毎年リターンを得ることができるというものです。

 

これにはもう一つ背景があります。

 

それは森林保護の観点から、森林を売却して売却益を得るような行為はエンダウメントに好ましくないと批判を受けるという事情があります。

 

地元材木会社は環境維持を約束し、森林環境を維持しながらビジネスを行うとのことです。もともと同大学は森林や土地で約135億円で売却しようとしていたのですが、結局リースに転換したのです。

 

ワンタイムで入ってくるキャッシュフローが80億円で、予想運用収益が3億円ですから、リターンは約年3.8%。

 

何もしなければただの森林が、運用に回せば収益を生み環境保護も促進され、ひいては学生やコミュニティへ還元されるという好循環が生まれます。

 

エンダウメント投資の好事例と言えるでしょう。

 

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