エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

バランスファンドのパフォーマンスはなぜバラつくのか?

別添のグラフでもお分かりになるとおり、同じバランス型ファンドに分類されるファンドでも、それぞれパフォーマンスの出方が異なっています。

(グラフは実際のファンドのパフォーマンスを基に作成していますが、あくまでイメージと考えてください。)

 

半年程度の同じ計測期間で見た場合、最大7%~8%の運用実績差が出ていますので、これが数年間のパフォーマンスとなるとどうなるかは押して知るべしです。

 

さて、なぜそんなにパフォーマンスにバラつきが出るのでしょう。言い換えれば、リターンはそれほどではないが安定的なパフォーマンスを計上するファンドと、高いリターンを出す時もあるが基準価額のバラつきが大きい不安定なファンドがあるのは、なぜかということです。

 

まず、大きな要因としては為替ヘッジの有無があります。米ドルやユーロなどの外貨建て資産の円ベースの評価は、その時々の為替レートで計算されます。

したがって、100米ドル分の株式を買っても、ドル円為替レートの変動($=80円 → $=120円)によって、8,000円にも12,000円にも評価されるわけです。

ドル円為替レートの年間変動幅(ボラティリティ)は約10%ですので、これが投資対象資産の値動きにオンされるわけです。

 

次に、投資対象資産自体の値動きが上げられます。株式はほぼ20%程度、債券は期間や種類にもよりますが5%程度の年間の値動き(双方為替変動除く)となります。

そして、これらの組み合わせによってそのファンドポートフォリオの値動きの大きさは決まってくるのです。

 

仮に次のようなバランスファンドを設定したとして、その値動きの違いを計算してみましょう。

Aの値動きは、50%×20%+50%×5%+10%=22.5%

Bの値動きは、50%×20%+50%×5%=12.5%

 

となります。

 

当然、高いリターンを狙って株式を増やすと値動きは大きくなり、債券を増やすと値動きは低くなります。また、為替差益を狙うと値動きも大きくなります。

ファンドによってはこの組み合わせが異なりますので、当然パフォーマンスもバラつくのです。

 

日本はマイナス金利に突入し、債券投資だけではリターンを稼げませんが、実際のところは「多少のリターンが出れば、マイナス金利よりまし」くらいの考え方に変えていかないと不必要なリスクを取ることになります。ある投資対象に偏っている読者の方は要注意ですね。

 

<English>

Why the performance of balanced funds differs each other?

 

As you can find from the table attached, the performance of those balanced funds differs even if they are categorized in the same family .

You can also guess how the performances will achieve in the future as the funds made significant divergences in returns only in the last six months.

 

Why the performance of balanced funds differs each other? To answer this question, we have to look into why there are funds that can achieve a stable return with low volatility and funds that can run a higher return with high volatility.  

 

First, one of the major factors is with or without a currency hedge. Foreign assets in US$ or Euro should be evaluate by the foreign exchange rates, which fluctuate every day. If your fund buys some stocks at $100, this can be calculated to 8,000 yen ($=80円) or 12,000 yen($=120円).

The volatility of the USD/Yen rate is around 10% per annum. When you invest in the foreign assets, this volatility should be added to your portfolio as well as the underlying foreign assets.

 

Second, the underlying assets such as stocks or bonds themselves generates volatility. Volatilities of stocks and bonds are about 20% and 5% respectively, except currency volatility.

 

 

Now, let’s take a look at the portfolios below with calculating each volatility.

  • A Fund:Foreign stocks 50% Foreign bonds 50% Without currency hedge
  • B Fund:Foreign stocks 50% Foreign bonds 50% With currency hedge

 

The expected volatility of A is 50%×20%+50%×5%+10%=22.5% and B is 50%×20%+50%×5%=12.5%.

 

It is true that the portfolio invests in more stocks, the volatility will rise naturally. The same is true for lower volatility if the portfolio invest in more bonds. In addition, if you want to enjoy foreign currency gains your portfolio will be exposed to currency risk as well as the underlying asset risk.

 

To be honest with you, it is almost impossible to make money by investing only in bonds nowadays. Though, this means that you will owe unnecessary risks if you want to get better performances from riskier assets. Maybe, better-than-negative-interest attitude may help your overall portfolio’s performance stabilize more.

If your portfolio leans to a single risky asset class, be careful.

 

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