エンダウメント投資戦略

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ファンドの運用評価手法 その3  シャープ・レシオ - Fund evaluation methodology #3 Sharpe ratio -

さて、リターンとリスク値(標準偏差)の考え方がわかってきました。

 

では、ファンドを評価する際、このリスク値とリターンをどのように使えばいいでしょうか。それは、リスク値1単位に対し、どのくらいのリターンを上げているかを比較してみると、それぞれのファンドが想定されるリスクよりも大きなリターンを上げているか、それとも小さいリターンを上げているかがわかります。

 

ここで、GファンドとSファンドのリターンとリスクをもう一度見てみましょう。

 

Gファンドのリターンは20.7%、標準偏差は10.7%、Sファンドのリターンは16.3%でリスクは7.7%です。

 

リスク1単位に対しどのくらいのリターンを上げているかは、次の式で表すことが出来ます。

 

Gファンド:20.7% ÷ 10.7% =1.9

Sファンド:16.3% ÷  7.7% =2.1

 

わずかですが、Sファンドの方がリスクあたりのリターンは高いことになります。

 

この数式を利用したのが、「シャープ・レシオ」といわれる、ファンドを評価する際のモノサシです。

 

 

シャープ・レシオ:(ファンドのリターン - 無リスク資産リターン)÷ リスク

 f:id:Endowment:20151216174657p:plain

 

 無リスク資産リターンは何もしなくても得られるリターンですから、ファンドのリターンから引きます。

 

このように、「リスクに対してどのくらいのリターンを上げているか」でファンドを比較することで、同じ物差しで異なるポートフォリオを持ったファンド同士を比べることが出来るのです。

 

 Fund evaluation methodology #3   Sharpe ratio

 

We have learned the relationship between risk(standard deviation) and return at the previous column.

 

Let’s take a look at how we use the risk and return figures when we actually evaluate the funds. When you compare G-fund and S-fund by using a return against a risk unit, you will be able to know whether each fund can perform better or less than the risk unit based on the same measurement.

 

The returns and risks of G-fund and S-fund are 20.7%, 10.7% and 16.3%, 7.7%, respectively. So, the following formula shows the return per unit of risk.

 

f:id:Endowment:20151216174657p:plain

 

G-fund:20.7% ÷ 10.7% =1.9

S-fund:16.3% ÷  7.7% =2.1

 

 

S-fund provides better return per unit of risk, compared to G-fund whose figure was slightly smaller than S-fund.

 

Sharpe ratio, which uses this basic calculation, characterizes how well the return of an asset compensates the investor for the risk taken.

 

 

Sharpe ratio:(Return of the fund - Risk free rate)÷ Risk

 

 

Risk free rate is a return investors can earn with no effort so it should be removed from the portfolio return.

 

When comparing two funds versus a common investment strategy, the one with a higher Sharpe ratio provides a better return for the same risk (or, equivalently, the same return for lower risk).

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