エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

各資産間の相関について

今日は、そもそもエンダウメントが伝統的資産に加え、なぜオルタナティブ投資の組み入れを行うかを考えてみましょう。


伝統的資産の代表格は株式と債券です。


株価は景気が良いければ上がります。債券は景気がよければ金利が上がりますので、債券価格は低下します。
不景気の場合はこの逆で、株価は下がり、金利は下がって債券価格は上がります。


ですので、株式と債券を保有すると、価格は逆方向に動くので、ポートフォリオ全体としては、値動きが安定すると考えられています。


ところが・・・、 


最近の研究によって、株式と債券の間の相関が意外と高いことが知られるようになりました。

下図はモーニングスターが各金融資産の相関係数を計算したものですが、先進国株式と先進国債券の相関が約+0.9と、非常に高い相関性を表しています。
言い換えると、株価が上がれば債券価格も上がり、株価が下がれば債券価格も下がるということです。


意外ですよね。

もちろん、相関性を表しているだけですので、実際のポートフォリオの中で、どのくらいの金額ベースでのインパクトになるかは分かりませんが、同方向に動く傾向がある、とういうのは間違いないようです。

そこで、オルタナティブ投資の出番です。

図の中では、世界REITコモディティとしてカテゴリーが作られていますが、これらはオルタナティブ投資代替投資)になります。

特に、コモディティ(商品≒エネルギー、貴金属、卑金属など)はどの資産に対しても相関係数が低くなっています。

伝統的資産で資産を運用することも大事なのですが、予期できない相場の動揺に対応するため、エンダウメントはオルタナティブ投資に運用するのです。

 

(注)ここで使用した相関係数は円ベースのため、計測期間によって海外株式と海外債券が非常に高い相関係数を示しています。これは円高の影響を受けているからなのですが、本源的には株式と債券の相関は低いと考えられています。


http://www.morningstar.co.jp/fund/analyst/2014/1q/MFA120140114.html

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