エンダウメント投資戦略

世界最先端の投資戦略について解説します!

住宅ローンの債務者・債権者と、債券の発行体・投資家の関係は同じ

突然ですが、住宅ローンの債務者、すなわち住宅ローンを借りて家を買う方、債権者である住宅ローンを貸す銀行は、それぞれ、コール・オプションのプレーヤーだということをご存知でしたでしょうか。

 

コール・オプションは手数料を払って何らかを買う権利を買う取引で、プット・オプションは手数料を払って何かを売る権利を買う取引です。

 

といっても、こんがらがりますよね。

 

住宅ローンで考えると、コール・オプションはこんな感じです。住宅ローンを借りて自宅を買った人がいるとします。仮にAさんとしましょう。

 

Aさんの住宅ローンは年利3%でした。でも、Aさん、将来金利が下がって年利1%に下がったら、この住宅ローンを借り換える予定です。

 

つまり、Aさんは住宅ローンを安く借りられる権利を買って(持って)います。一方で、Aさんに住宅ローンを貸した銀行は、その権利をAさんに売ったという風に考えられます。

 

したがって、コール・オプションの売買で考えれば、Aさん(債務者)はコール・オプションをロング(買い)、銀行(債権者)はコール・オプションをショート(売り)しているのです。

 

翻って考えると、債券もまったく同じように考えられます。

 

債券の発行者は、金利が下がって資金調達コストが下がればその債券を償還して、新たな債券を発行できます。この債券をコーラブル債といいます。

コーラブル債の購入者は金利が下がると、新たに運用対象債券を探さなければならなくなるリスクを抱えています。

 

 つまり、住宅ローンの債務者・債権者の関係は、債券の発行体・投資家の関係と同じなのです。

 

 次回は、ここから発展して「クレジット・スプレッド・トレーディング」を説明していきます。

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